9キャンパスの特性を生かした
男女共同参画推進体制の構築と運用

8か月前 : 2019.10.10

西田

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概要

2004年(平成16年)に神戸商科大学、姫路工業大学、兵庫県立看護大学の3県立大学が統合してできた兵庫県立大学は、6学部、14研究科、4附置研究所をもつ我が国有数の公立大学として、日本海から太平洋にわたる広大な県下各地に9つのキャンパスを有しています。

2013~2015年度(平成25年~27年度)に女性研究者研究活動支援事業(一般型)を実施するにあたり、全学的な方針決定を行う機関として男女共同参画推進委員会、実施機関として女性研究者支援室を設置しました。特に女性研究者支援室については、全学的な事業展開を可能とするため、本部には、副学長である室長、教員、職員、嘱託員を、各キャンパスを分室と位置づけ、本部と同様に、教員、職員、嘱託員を配置しました。

2015年度(平成27年度)には、神戸大学、関西学院大学とともに女性研究者研究活動支援事業(連携型)に採択され、2017年度(平成29年度)まで実施しました。2016年度(平成28年度)に、本学の男女共同参画宣言に基づく施策を展開するため、女性研究者支援室を男女共同参画推進室に改組(下図)しました。各キャンパスが学生・教職員の構成などを踏まえた取り組みが実施できるよう、本部から各分室に予算を配分することで、本部は、予算確保、全学的な幹部教職員の意識改革、女性研究者の地位向上や両立に資する制度の設計・運用や広報誌の発行など、各キャンパスを下支えする役割を担っています。

2018年度主な取り組み

Ⅰ 全学的な取り組み

① 幹部教職員研修「男女共同参画推進を目指すアンコンシャスの克服」
② 子育て研究支援員の配置と研究支援への制度組み換え
③ 保育支援
④ カウンセリング事業
⑤ サンテレビ「しごとびと」による女性研究者ロールモデル発信

Ⅱ キャンパス事業

① 神戸商科キャンパス分室
 「女子留学生の受け入れについて」
② 姫路工学キャンパス分室 
 オープンキャンパス「工学ガールのためのサマーcafe」
③ 播磨理学キャンパス分室 
 「働くを考えよう!自分らしいワーク・ライフ・バランス」
④ 豊岡ジオ・コウノトリキャンパス分室 
 結婚・出産・子育て~大奮闘中の研究人生を伝える~

Ⅲ すそ野拡大

① 姫路工学キャンパス分室
 「こんなに役立っています!水溶性高分子」 (ひらめきときめき☆サイエンス)
② 播磨理学キャンパス分室
 「日本一の望遠鏡を使って天体観測」(ひらめきときめき☆サイエンス)
③ 神戸情報科学キャンパス分室
 「地震に強い建物を模型とシミュレーションで体験しよう!」(ひらめきときめき☆サイエンス)

II-②「工学ガールのためのサマーcafe」
III-②「日本一の望遠鏡を使って天体観測」

【以上の取組の成功に向けた留意点】 ★は該当する項目
  戦略性:機関の経営戦略として位置づけている
トップのコミットメント:機関のトップが牽引している
取組体制の整備:実施責任者を置き、明確な実施組織等を整備している
  成果目標:具体的で明確な目標等を設定している
双方向のコミュニケーション:幹部層と構成員のコミュニケーションを促進している
  説明責任と透明性:外部評価委員会等を設置し、外部の意見を取り入れる体制としている

兵庫県立大学 男女共同参画推進室

企業対象アンケート調査報告書

このサイトについて

全国ダイバーシティネットワーク(OPENeD)は、男女共同参画社会や多様な個性・能力が尊重されるインクルーシブな社会の実現のために、文部科学省と連携して、大学や研究機関、企業等における女性研究者の育成や研究環境・研究力の向上を目指す諸機関をつなぎ、国内外の取組動向や参考事例(グッドプラクティス)を収集・公開し、全国的な普及・展開を図ります。


In collaboration with the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology of Japan (MEXT), the All Nippon Diversity Network (OPENeD) has been established to realize a more inclusive society in which both women’s and men’s contributions are equally valued and individual uniqueness and talent is appreciated by connecting universities, research institutions, and corporations that are working to improve their research environment/research capabilities for female researchers. The network collects data regarding domestic and international organizational trends and best practices and shares its findings on this website, contributing to the development and popularization of diversity and inclusion throughout Japan.

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全国ダイバーシティネットワーク