大学院生のアウトリーチ力向上も目的とした
中高生の理系進路選択支援企画

7か月前 : 2019.07.22

大石

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北海道大学では2007年度より、女子中高生の理系進路選択支援事業として各種理系進路選択支援イベントを継続して実施しています。「講義&実験」「理系女性社会人によるキャリア講演」「学校訪問講演」等の様々な形式や対象のイベントを通じ、参加した中高生や保護者に理系進路やその後のキャリアに関する多様な情報を提供し、正しい理解のもとで積極的に理系進路を選択することを期待しています。

それらの取組の中で、理系進路を決めていない女子中高生が最も多く参加する、参加障壁の低いイベントが一般公開型科学体験イベントです。このイベントは本学の様々な部局の研究室等有志が自らの研究に関連した科学体験ブースを出展し、来場者がそれらを自由に体験するもので、1イベントあたりの出展ブース数は20~30、来場者数は毎回1,000名程度(男性含む)となっています。

出展者にはブーススタッフはできるだけ男女半々に近づけるよう努力してもらい、来場者に性別にかかわらず楽しく研究活動ができる場であるという印象付けを狙っています。また、本学の研究者・大学院生に対してはアウトリーチ力強化と実践機会提供の場として出展を促しており、研究者にもメリットのあるイベントとなっています。

小学校4年生~高校生を対象とした一般公開型科学体験イベントの様子(右が大学院生スタッフ)

【以上の取組の成功に向けた留意点】 ★は該当する項目
  戦略性:機関の経営戦略として位置づけている
  トップのコミットメント:機関のトップが牽引している
取組体制の整備:実施責任者を置き、明確な実施組織等を整備している
  成果目標:具体的で明確な目標等を設定している
  双方向のコミュニケーション:幹部層と構成員のコミュニケーションを促進している
  説明責任と透明性:外部評価委員会等を設置し、外部の意見を取り入れる体制としている
  その他

北海道大学 人材育成本部 女性研究者支援室

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全国ダイバーシティネットワーク(OPENeD)は、男女共同参画社会や多様な個性・能力が尊重されるインクルーシブな社会の実現のために、文部科学省と連携して、大学や研究機関、企業等における女性研究者の育成や研究環境・研究力の向上を目指す諸機関をつなぎ、国内外の取組動向や参考事例(グッドプラクティス)を収集・公開し、全国的な普及・展開を図ります。

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