真のダイバーシティ&インクルージョンの実現に向けて

11か月前 : 2019.03.28

OPENeD 事務局

OPENeD 事務局
参考事例

産学官の連携によるダイバーシティ推進に向けて

筑波大学と日本IBM株式会社、産業技術総合研究所は、これまでもそれぞれに男女共同参画及びダイバーシティ推進の取組を進めてきました。そして、平成28年に「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に採択されたことを機会に、これまで単一機関では状況を打破することが難しかった女性研究者・技術者を巡る課題に一丸となって取り組むこととなりました。このイニシアティブでは、活動名を「多世代に渡る女性研究者・技術者のシームレスエンカレッジモデルの実現を目指して」とし、さらに略称をTIDE(Tsukuba Advancing Initiatives for Diversity and the Environment)と名付け、産学官、それぞれに異なる視点から課題の解決に向けて取組を進めています。

産学官の連携によるダイバーシティ推進に向けて

3つの土台と3つの柱

TIDEは、各機関の土台となる事業である「環境支援」「意識啓発」「研究力向上」と、3機関が連携しながら進める、柱となるプログラム「次世代キャリア支援」「研究活動再開支援」「上位層育成」から構成されています。

このうち、特に「上位層育成」プログラムは、3機関の女性研究者・技術者が集まり、PBL(Project Based Learning)型のワークショップを複数回重ねながら、自分たちの課題について考えを深め、さらに解決のためのアクションを提案することを行いました。また、このプログラムをもとに、筑波大では女性研究者によるネットワーク「Sirius(シリウス)」が生まれ、より有機的な情報共有や活動の場が生まれることにつながりました。

TIDE「上位層育成」でのワークショップの様子

TIDE「上位層育成プログラム」でのワークショップの様子

LGBTを含む多様な人材の活躍促進に向けて

筑波大学は、TIDEのほかにも、平成29年3月にセクシュアル・マイノリティに関する基本理念と対応ガイドラインを全国の大学に先駆けて策定・公表したほか、任意団体 work with Prideにより策定された「PRIDE指標」において平成29年より2年連続でゴールドを受賞しています。

これらのことを含め、筑波大学は男女二元論に基づくダイバーシティ推進から抜け出し、あらゆる属性を有する誰もが違いを価値に変えて活躍できる、真のダイバーシティの実現を目指して取組を進めています。

LGBT等に関する筑波大学の基本理念と対応ガイドライン

LGBT等に関する筑波大学の基本理念と対応ガイドライン

国立大学法人筑波大学
ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター

〒305-8577  茨城県つくば市天王台1-1-1
Tel: 029-853-8504

【以上の取組の成功に向けた留意点】 ★は該当する項目
戦略性:機関の経営戦略として位置づけている
トップのコミットメント:機関のトップが牽引している
取組体制の整備:実施責任者を置き、明確な実施組織等を整備している
  成果目標:具体的で明確な目標等を設定している
双方向のコミュニケーション:幹部層と構成員のコミュニケーションを促進している
  説明責任と透明性:外部評価委員会等を設置し、外部の意見を取り入れる体制としている
その他(当事者の積極的な参画の仕組みづくり)

国立大学法人筑波大学 ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター
ダイバーシティ部門

このサイトについて

全国ダイバーシティネットワーク(OPENeD)は、男女共同参画社会や多様な個性・能力が尊重されるインクルーシブな社会の実現のために、文部科学省と連携して、大学や研究機関、企業等における女性研究者の育成や研究環境・研究力の向上を目指す諸機関をつなぎ、国内外の取組動向や参考事例(グッドプラクティス)を収集・公開し、全国的な普及・展開を図ります。

全国ダイバーシティネットワーク